導入前の課題
英検、大学入試、新課程の教科書と、あらゆる場面でライティング技能が重視されるようになった時期が、働き方改革で長時間勤務を是正する時期と重なりました。課題の回収と誤りへの印付けまでは継続できても、アドバイスや修正のヒントまで加筆しようとすると文字通り手間の限界を感じていました。返却まで日が空くため生徒のモチベーションも低く、「校務の中で最も労力対効果が低いのに、進路実現のための重要性は高い」という問題の解消が導入の第一義でした。また、生徒は冠詞や単複、三単現のsなどで減点されることを怖がり、アウトプットに強い苦手意識を持っていました。
導入の決め手
学期末の成績に反映する際、S〜Dの5段階で判定されることが好都合でした。判定に至るまでの生徒の取り組み過程を閲覧できることも魅力です。複数社のプレゼンを受けましたが、料金面でも圧倒的でした。「なぜこんなに安く提供できるのか」と担当者に直接尋ねたほど、利用料は衝撃的でした。
活用方法
毎週金曜日に課題を配信し、週末中に取り組むよう指導しています。スマホを見る時間を1分でもライティングに割けるよう声掛けしています。
生徒の変化・成果
「間違えてはいけない」「完璧でなければならない」という思い込みが減り、「まず間違えてもいいから書こう。間違っても指摘してくれるから、それを見て修正すればいい」と良い意味で開き直って書くようになりました。学習のペースが上がり、テンポよく数をこなせるように——時間制限のある入試本番に向けて、このスピード感は重要です。10回近くリライトして評価Sに到達する生徒もおり、粘り強さや熱量といった側面が見えるため生徒指導にも役立っています。教科書の「書いてみよう!」という設問も苦痛でなくなり、むしろ楽しみになりました。スピーキング添削・音読添削も、生徒のほうから「使ってみたい」と申し出があるほどで、英語学習が義務ではなく自己開発につながる楽しい活動になりつつあります。
今後の展望
つづりを間違えた単語や、未定着と思われる文法事項をリストアップする機能、同じ間違いへの「2回目!」といった指摘があるとうれしいです。
他校の先生へ
受益者負担といっても破格の値段で、教員への恩恵も満載です。「これがなくてもライティング指導はできる」と判断される方も、導入したら「これがない時代には戻れない」と感じることでしょう。
コメントをありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!